研究工藤 卓伸

研究

製造プロセスの解明は、価値や品質を追求する上で欠かすことのできない課題です。
科学的解明から当社独自の応用技術の開発・製造品質を高める為の課題解決を行います。

Q1.入社のきっかけは?

大学では、大豆、豆乳、もやし、菌類など、幅広いテーマを扱う食品化学系の研究室に所属していました。そのことが、食品会社中心の就職活動を始めたきっかけだったと思います。就職活動を進めるうえでは、技術力のある会社こそ将来性のある会社だと思い、その技術力で業界でも一目置かれる存在である太子への就職を決めました。

Q2.現在の仕事の内容は?

2ヶ月間の新人社員研修後、製造現場を経験して、現在は技術開発グループで豆腐や納豆などを研究しています。豆腐などの日本の伝統食品は、製造方法は分かっているけれども、その製造過程で生じている科学的な反応は、実は未解明な部分が多いんです。残念ながら、国内外での研究も活発ではありません。その製造原理を解明し、高品質で美味しい製品へと改善していくのが私の仕事です。

Q3.やりがいを感じるのは?

私たち技術開発グループは、製品の品質改善や新技術開発の成果を絡めて、精力的に学会への参加、学術論文発表を行っています。その結果、2012年に日本食品工学会から業界初の技術賞を授与されました。社外から、自社の研究力を認めていただいたことは、研究者として誇らしいことであり、より高品質の製品を開発していく励みとなりました。

Q4.太子食品を目指す人へ

「豆腐はダサい」という印象があるかもしれませんが、オートメーション化された製造機械やその高い技術力に触れれば、伝統食品の新たな可能性を感じることができると思います。日々進化し続ける太子では、やる気あふれる人材を求めています。太子の発展と共に自ら成長していく、そんな後輩と一緒に仕事がしたいと思っています。