■ Sustainable Massage

2011年3月11日、突然大きな揺れが町を包みました。家の中のものが音を立てて倒れ、人々は外へ飛び出しました。
そのあと、海が怒ったように押し寄せ、すべてをさらっていきました。
知らない場所で夜を過ごす人、家族の顔を思い出して涙する人。
不安と寒さの中で、みんなが寄り添いながら希望を探していた夜でした。

街から電気が消え、工場が止まり、車も走れなくなり、私たちは現代社会から置いていかれたような状況でした。
言葉は適切ではないかもしれませんが、その夜みた空は、私たちが今まで感じたことのない静寂さと、見たこともないほど清らかに輝く銀河を目にし、自然が持つ本当の美しさと命の尊さに静かに触れたのです。

あれから15年以上が経ち、地球は一層の温暖化にさらされています。
季節の感覚は変わり、水産資源は激減し、森林は飼料生産のために焼き払われ、大豆などの穀物価格も高騰しています。食糧生産そのものが地球環境に負荷を与えているという現実に、私たちは向き合わなければなりません。

だからこそ、太子食品は「自然の力」と「大豆の力」、そしてこの力が必ず「世界を救う」と信じています。
私たちは、日本の伝統的な大豆食品の技術を核に、世界の人々の嗜好に合った新しい大豆食品の開発に挑戦しています。それは、地球環境への負荷を減らしながら、世界中の人々の食生活をより豊かにし、健康的で楽しい暮らしを支える挑戦です。

SDGsとは、未来への責任です。
太子食品は、自然とともに生き、命をつなぎ、技術を磨きながら、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

太子食品工業株式会社
代表取締役社長 工藤 茂雄